モーターサイクル界の覇者が放つオリジナルウェアを深堀せよ！　RUDO推奨「ハーレーダビッドソンアパレル」男着術　Vol.17

FEATURE

2020.11.30

服を着込んでもっさりしてしまいがちな冬こそ、すっきりと清潔感のあるコーディネートは大切だ。ただ、やっぱり武骨さはどこかに残したい。そんな欲望を満たしてくれるのが、〈ハーレーダビッドソン〉のアパレルラインの凄さ。洗練された男らしさを思う存分楽しめる冬の鉄板コーデを、RUDOスタイリスト・江崎聡が披露する！

クリーンなセットアップを補強するボアジャケットの重厚感

大きなブロックチェックが印象的なジャケットは、アメカジアイテムらしいタフな印象がたっぷり。〈ハーレーダビッドソン〉のコレクションなら、そんな定番アイテムにもバイカー御用達ブランドらしい嬉しい機能が充実している。一見スタンダードなネルシャツに見せつつも、裏側にはボアを貼ることで防寒性は一気にアップ。シャツならぬ“シャツジャケット”として、冬のアウターとしての存在感を発揮してくれる。

ハーレーダビッドソン公式オンラインショップ

今回はこの武骨なアウターを主役に、クリーンなホワイトのセットアップを取り入れて、男臭さをほんのり中和。全体的にワイドなシルエットのアイテムを使っているものの、清潔感満点のホワイトをメインカラーにしたことで、すっきりとした印象を引き出せる。また、シャツジャケットの下にジャケットを合わせたレイヤードも、一段階上の洒落感を見せられるコツなのだ。ワイドシルエットに合わせてキャップにもボリュームをもたせたバランス感覚もぜひ真似したいところ。仕上げにパンツの裾をロールアップさせて抜け感を意識し、そこからバイカースピリットを感じさせるファイヤーパターンのソックスをちらり。細やかなテクニックをこっそり忍ばせれば、重すぎず軽すぎない絶妙な冬コーデが完成する。