日本が世界に誇る写真家の作品をコラージュしたアイテムが誕生　-森山大道 × LOVELESS コラボレーション-

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2019.7.10

世界的な名声を得る日本の写真家・森山大道。彼がファインダー越しに覗いた風景は、時代や場所の空気を的確に捉え、アートシーンのみならずファッションシーンからもリスペクトを集めている。この稀代の写真家とセレクトショップ「LOVELESS（ラブレス）」がタッグを組んだ注目のアパレルが、今夏ベールを脱ぐ。

森山大道が描き出したモノクロームの世界を大胆にコラージュ

昨年ワコマリアが発表したコラボレーションアイテムも記憶に新しい写真家・森山大道。もちろんそれ以外にも数々のブランドが彼の写真を取り上げてきたわけだが、今回ラブレスが用意したコラボレーションアイテムは一味違う。森山大道の写真をそのままアイテムに使用するのではなく、大胆にもコラージュという手法を用いて、まったく新しい世界観を構築したのだ。

首謀者は、アートディレクター吉田昌平。コラージュ作品を数多く制作する彼は、1974年に発表された森山の写真集『《もう一つの国》ニューヨーク』から写真を選び抜き、そこに漂う空気感を再現するかのようにコラージュを実施。森山作品のノワール的な美を活かしつつ、ファッションアイコンとしても抜群のセンスを発揮する、オリジナリティあふれるアートワークを完成させた。

今回ベールを脱ぐのはいずれも個性が異なるパーカ、ロンT、Tシャツ、シャツ、ショーツの全5型。パーカ、ロンT、Tシャツには３つの絵柄と各白黒2色のボディを、シャツとショーツには男らしい色気漂う総柄モデルが用意されている。盛夏のコーディネートのニヒルなポイントとしてだけでなく、セットアップにして思いっきり楽しむのもRUDO的には大正解。「それ、何の写真？」「森山大道。知らないの！？」なんて、偉そうに通ぶってみるのも、開放的な夏なんだから全然OKだ！

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【森山大道 × LOVELESS】COLLABORATION ITEMS
7月19日発売

＊発売に先駆けてラブレス公式オンラインストアで予約販売実施中
先行予約専用サイトはコチラ

7月14日まで

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森山大道（写真家）
1938年、大阪府池田市出身。デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て1964年にフリーの写真家として活動開始。1967年『カメラ毎日』に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。近年では、近年では国内外で大規模な展覧会が開催され、国際写真センター（ニューヨーク）Infinity Award 功労賞を2012年に受賞。2018年にはフランス政府よりレジオンドヌール勲章シュバリエを受勲されるなど、世界的に高い評価を受けている。

吉田昌平（アートディレクター、グラフィックデザイナー）
1985年、広島県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業後、デザイン事務所「ナカムラグラフ」勤務を経て、2016年に「白い立体」として独立。カタログ・書籍のデザインや展覧会ビジュアルのアートディレクションなどを中心に活動中。アーティストとして、字・紙・本を主な素材・テーマとしたコラージュ作品を数多く発表している。森山大道作品を素材とした自身のコラージュ作品集『Shinjuku（Collage）』（numabooks）が発売中。

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